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美肌のための基礎知識

肌の乾燥や肌トラブルの悩みの原因

ニキビ・吹き出物・シミ・シワ・くすみにたるみ...。
見た目年齢にも大きく影響するその肌トラブル、原因をあなたは知っていますか?

お肌への基礎知識を身につけ理論に基づいた正しいケアを行えば、マイナス5歳肌もけっして夢ではありません。
そして、スキンケアに「遅すぎる」も「早すぎる」もないのです。
さあ、今こそスキンケアを見直すとき。

今日から正しいスキンケアを実践し、いつまでも健やかで若々しい肌を手に入れましょう。


美健漢方研究所は、あなたを美しく健やかな素肌に導くために全力でサポートいたします。
必要なのは、正しい知識と適切なケア。
若々しく輝く素肌へとまっすぐ進むため、どうぞ最後までご覧になってください。

理想は乾燥知らずの生まれたて赤ちゃん肌!

赤ちゃん

肌は見た目年齢を大きく左右します。
どんなに綺麗にメイクをしていても、素敵な服を着ていても、肌が不調だと顔全体が老けて不衛生なイメージに……。

だからこそ、目指すべきは理想的な保湿バランスをもつ生まれたての赤ちゃんの肌!

保湿の三大因子

本来私たちの肌は、みずから潤いを生み出し、肌内部でキープする力を持っています。

それが保湿の三大因子。
赤ちゃんの肌が綺麗なのは、この三大因子がバランス良く存在しているからなのです。

三大因子のなかでとくに重要なのはセラミド!

セラミドとラメラ構造

セラミドは水になじみやすい親水基と油と結合する疎水基を持ち、このセラミドが規則正しく並ぶことで水分をミルフィーユ状に挟み込んだラメラ構造が形成されます。

セラミドに挟まれた水分はマイナス20℃でも凍らないし、たとえ湿度が0%になっても蒸発しません。

セラミドが正常に機能している肌は自ら潤いを守ることができる健康的な肌であり、エアコンや冬の乾燥にも負けず、みずみずしい状態をキープできるのです。

セラミドは化粧品によって外側から補給することもできますが、健康的な肌であれば自ら十分な量を作り出すことができます。

肌がもともと持っている5つの力にも注目!

セラミドとラメラ構造

また、肌には美しさの土台となる5つの力が備わっています。

①ターンオーバーによる再生力

ターンオーバーとは皮膚細胞の生まれ変わりのこと。

表皮の一番下の基底層で生まれた肌細胞は、古い細胞を押し上げながら肌表面に到達し、やがて角質(垢)となって剥がれ落ちます。このサイクルによって、肌は修復・再生されるのです。

セラミドとラメラ構造

②バリア機能による防御力

肌のバリア機能を担っているのは肌表面のわずか0.02mmの角質層。
角質層は約20層にもなるミルフィーユ状の構造で、セラミドなどの細胞間脂質が水分をキープしています。

隙間なく積み重なった構造によって、異物の侵入や外部からの刺激を遮断しているのです。

③基底層がもつ育み力

基底層がしっかり肌細胞をつくることができなければ、ターンオーバーも正常に行われません。

くわえて、基底層は真皮を守る役割も担っている働き者。基底層の働きが低下するとダメージは真皮にも及び、シミやたるみの原因になってしまいます。

④線維芽細胞によるハリ力

線維芽細胞とは、真皮のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出している組織のこと。

真皮の70%はコラーゲンであり、コラーゲン同士をつなぐのがエラスチン、そしてその骨組みの間を埋めるのがゲル状のヒアルロン酸です。これらを生み出す線維芽細胞は肌のハリと弾力の源であるといえるでしょう。

線維芽細胞によるハリ力

⑤毛細血管の運搬力

肌に栄養と酸素を運搬しているのが毛細血管。この毛細血管の流れがスムーズでないと、肌は栄養不足になって本来もっている機能を十分に働かせることができません。老廃物も溜まりやすくなり、くすみや乾燥などのトラブルも起こりやすくなります。

肌がトラブルを起こす原因は、保湿因子のバランスの乱れにくわえ、5つの力が低下することにあります。

あらゆる肌トラブルの入り口となる「乾燥」

悩む女性

乾燥肌の具体的な定義は肌の水分量が30%以下になった状態。

保湿の三大因子が正しく働いていない状態でもあり角層の水分が蒸発しやすくなっているため、バリア機能も大きく低下している状態です。

乾燥した肌では、次のような悪循環が起きます。

①.肌はあらゆる刺激に対して無防備に
②.バリア機能を補おうと角質層の生産ピッチを上げる
③.ターンオーバーが乱れる
④.防御録と再生力の低下
⑤.①に戻る

まさに、あらゆる肌トラブルが頻発・悪化しやすい危険な状態といえるでしょう。

この状態の肌にさらに追い打ちをかけるのが、以下のエイジング要素。

・紫外線
・活性酸素
・炎症
・血行不良

バリア機能が低下しは肌では、これらに太刀打ちできません。
乾燥によって始まった肌トラブルは、たちまち肌の加齢へとつながってしまうのです。

正しい知識に基づいた適切な保湿ケアが不可欠

正しい知識に基づいた適切な保湿ケアが不可欠

あらゆる肌トラブルと肌の老化を回避するためにも、一番大事なのは乾燥をしっかりケアすること。
では、潤い不足の肌にベタベタと 化粧水や乳液、美容液を塗りこめば 肌はみずみずしさを取り戻すのでしょうか?
いいえ、それは違います。

たしかに、化粧品をたくさん使えば肌表面を潤わせることはできます。乾燥がひどい場合、応急処置としては有効でしょう。

でも、本当の意味で潤いのある肌とは、自ら潤いを生み出し、キープすることができる肌のこと。
十分なセラミドを作り出し、潤いで自らを満たすことができる肌です。

つまり、目指すべきは肌本来の機能を取り戻し、内側から潤う肌なのです。
そのために大切なのは、ただやみくもに化粧品を使うことではありません。

大事なのは、肌が理想とする水分と油分をバランス良く供給し、低下した肌機能をサポートしてあげることです。

正しい乾燥ケアに必要なステップ

化粧品を使用する女性

①油分と水分をバランスよく供給して水分を適切にキープ
   ?
②肌がもともと持っている機能=自ら潤う力をサポート
   ?
③三大保湿因子のバランス改善&5つの肌力の回復
   ?
④内側から潤いあふれるみずみずしくハリのある肌へ

スキンケア化粧品はすぐに効果を感じられない? それは当たり前です

正しい乾燥ケアを実践していても、なかなか効果を感じられない日々が続くでしょう。

でも、それは当たり前です。なぜなら、肌の生まれ変わりはターンオーバーによって行われるから。
ターンオーバー周期を考えれば、すぐに効果がでないのが当然なのです。

ターンオーバー周期の目安

年齢 10代 20代 30代 40代 50代 60代
ターンオーバーの周期 20日 28日 40日 55日 75日 100日

ターンオーバー周期の目安

年齢 ターンオーバーの周期
10代 20日
20代 28日
30代 40日
40代 55日
50代 75日
60代 100日


食卓

大切なのは、そこで諦めず、丁寧なケアをコツコツと根気よく積み重ねていくこと。そして毎日のスキンケアで肌と向き合う時間を大切にすることです。

そうすることで肌のちょっとした変化やトラブルにもすぐに気づくことができ、適切に対処することができるでしょう。

積み重ねたケアは、きっとあなたの自信につながります。

また、本当の意味でのスキンケアは内側からのケアも大きな割合を占めます。
食生活や睡眠習慣の見直しに加え、ストレスコントロールもしながら、美肌の土台をしっかり作っていきましょう。

肌生理学に基づいた「本気のスキンケア」で若々しい美肌を手に入れましょう

スキンケアをするうえで大切なのは、

・自分の肌で何が起こっているのかをきちんと知ること
・目指すべき理想の肌を明確にすること
・表面的なケアではなく根本的なケアに取り組むこと
・諦めずに丁寧なケアを続けていくこと

この4点です。

なにより、正しい知識はいちばん効果的な美容液といえます。
自分の肌としっかり向き合い、適したケアを続けてください。

そのためにも、安心して使い続けられる、使い心地のいいアイテムを選びましょう。

美健漢方研究所では肌トラブルや乾燥肌に悩む人でも使用できる化粧品としてボタニカル基礎化粧品やジェンダーレスコスメを作り、多くの方々に愛用してもらっています。

あなた自身の目と肌で信頼できるアイテムを見つけてくださいね。


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