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肌トラブルの原因とは?

その肌の悩み、乾燥が原因となっています!【補訂版】

すこやかなお肌のためには、乾燥を防ぐ保湿ケアがなにより大切です。
さまざまな肌トラブルに共通して保湿が必要とされるその理由は……?

≪あなたもなれる“素肌美人” “加齢美人”≫

すっぴんなんてとても無理と思っていませんか?
もうトシだからと諦めていませんか?

お肌には自らすこやかになる力が本来備わっています。
年齢に応じたお肌の美しさは誰でも手に入れることが可能です。

足りないのは、それをサポートする適切なスキンケアなのです。

お肌のためになによりも必要なのは、お肌に関する正しい基礎知識(肌理論)。
そのことを肌トラブルでお悩みの方にお伝えしたくてこの記事を作成しました。

難しいことはありません。
どうぞ最後までお読みいただき、正しい肌理論に基づく「考え方の軸」を得てください。

「考え方の軸」を持てば、化粧品セールスの“嘘と誠”を見分けられるようになります。
あなたのお肌に必要なスキンケアについて迷うことがなくなります。

この記事を通じて得られるものが、あなたとあなたのお肌にとって
生涯にわたる宝となりますことを心より願っています。

美健漢方研究所 代表 木下深恵

ほとんどの肌悩みは乾燥が原因となって引き起こされています

シミ、シワ、たるみ、くすみ、ニキビ、毛穴の開き……お肌のトラブルにはいろいろあります。 ひとつひとつのトラブルに個別に対処するのはもちろん間違いではありません。

ですが、心に留めておきたいのは、大半の肌トラブルがお肌のエイジングと密接に関係しているということ。 加齢に伴う肌コンディションの不安定さがさまざまな肌トラブルにつながっているケースが大変多いのです。

考えてみてください、お肌のくすみやたるみに悩む子どもはまずいませんよね?
肌悩みゼロといってもよい子どものお肌は、圧倒的なみずみずしさを誇るお肌でもあります。
この事実は、肌トラブルの元凶が乾燥であることを示唆しているといえるでしょう。

古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスは、果物のしなびていく過程から「老化は乾燥への推移である」という結論に至りました。事実、十分に潤ったお肌というものは若々しくトラブルともほぼ無縁です。

そう、コンディションの整ったお肌は潤いを前提としているのです。 そこから導き出されるのは、エイジングケアに肝要なのはお肌を乾燥させないこと、徹底した保湿ケアにより肌コンディションを安定させることだということ、そして肌コンディションが安定すればほとんどの肌悩みは改善されるであろうということです。

一番綺麗な生まれたての赤ちゃんの肌

人がその一生において最高にきれいなお肌を持つのは生まれたての赤ちゃんの頃。
赤ちゃんのお肌には各構成要素がもっとも理想的な割合で含まれているといわれ、お肌の一番外側に当たる角質層内には保湿成分(皮脂・細胞間脂質・NMF<天然保湿因子>といった水分を角質層にとどめるはたらきをする成分)もたっぷりと存在する状態です。

しかし、加齢とともに構成要素の割合は崩れ、保湿成分は減り続けます。そしてその結果、さまざまな肌トラブルや肌老化に悩まされることとなるのです。

乾燥したお肌は無防備、さまざまな肌トラブルにつながります

乾燥が肌コンディションを不安定にさせ、さまざまな肌トラブルにつながるのはなぜでしょうか?
簡単にいえば、お肌は乾燥すると無防備となり、あらゆる刺激に対し弱くなってしまうためです。

もともとお肌は、表皮の角質層がバリアとして機能することにより、気温や湿度といった環境の変化に適応できるようになっています。

ですが、環境の変化に適応しきれないこともあります。
変化があまりにも激しかったり、あるいは、若く新陳代謝が盛んだった頃には適応できていても、加齢に伴いお肌の生まれ変わり(ターンオーバー)のサイクルがスピードダウンすることで環境変化に追いつけなくなったり……。

そうなると、角質層の角質細胞は乾ききり縮れてめくれ上がったようになり、角質層はすき間だらけの状態になってしまいます。

これは、表面を覆っている角質層という名のバリアが、目の詰まったキャンバス地から向こう側が透けて見える目の粗い麻布に替わってしまったようなもの。

お肌の水分はどんどん蒸散し、角質細胞の間に存在して水分を抱え込む細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)もやせ衰えたり流出して減ってしまったりするため、お肌の乾燥はますます進むことになります。

乾燥がダメージにつながり、ダメージが肌トラブルにつながります。 乾燥が進み密な構造もふっくらとした厚みも失った角質層は、外部からの刺激(物理的刺激、紫外線、ホコリや花粉など)をはね返す力も落ちてしまい、お肌はちょっとした刺激でも炎症を起こしやすくなるのです。

健全な状態の肌とは

1 キメが整っている

角質細胞が規則正しく並び、十分な水分が保持され健全な状態にある角質層は滑らかで、「きめが整っている」といわれる状態です。
健全な角質層はバリアとしてはたらき、乾燥や刺激からお肌を守ります。

2 細胞のターンオーバーが順調

お肌内部から新しい細胞が順調に生み出され、ターンオーバーがスムーズであれば、角質層は健全な状態を保てます。

ターンオーバーがスムーズにいかなくなると、はがれ落ちるべき古い角質細胞が肌表面にとどまってしまい、角質層がごわついて分厚くなります。(角質肥厚<かくしつひこう>)
逆にターンオーバーが早まると、角質層が未成熟な細胞から構成されることとなり、十分なバリア機能を発揮できず肌トラブルを招きます。

3 ハリや弾力がある

角質層を含む表皮の下に位置する真皮はお肌のハリや弾力を左右します。 真皮が健全で、表皮を下からしっかりと支えられていれば、お肌はハリと弾力を保ちます。

乾燥肌においては上記3つのいずれか、場合によっては3つすべてがうまく機能していません。
お肌が健全な状態にあれば、①きめが整っているのでざらついたりせず、②細胞のターンオーバーが順調なのでごわついたりくすんだりすることもなく、③ハリや弾力もあります。

乾燥はまさに老化の始まりなのです……!

乾燥状態を放置しておくと、深刻な肌荒れやシワなどにもつながります。早めのスキンケアでお肌のコンディションを立て直しましょう。

大切なお肌のためのスキンケア、だからどうしても知っておいてほしいことがあります

お肌を保湿し乾燥を防ぐ適切なスキンケアは、お肌のコンディションをよくし、ダメージを遠ざけ、ターンオーバーによるお肌の再構築をスムーズにします。
つまり、すこやかになろうとするお肌が元来持っている力を取り戻すためになにより必要なことが乾燥対策ケアなのです。

今すぐにでも始めたい乾燥対策ケアですが、始めるに当たってぜひとも心に留めておいていただきたいことがあります。

◆お肌はからだの内側を映す鏡です

お肌の乾燥を防ぐためには保湿メインのスキンケアが重要ですが、もうひとつ忘れてはいけないのが内側からのケアです。

お肌は身体の一部です。身体の一番外側にあるお肌はからだの中を映しています。
乱れた食生活や睡眠不足、ストレス過多などにより体内バランスが乱れれば、それは肌荒れなどの形でお肌に表れることになります。

強烈な紫外線や誤ったスキンケアといった外部からの刺激がお肌に直接影響を及ぼす場合もありますが、基本的には「お肌はからだの内側を映す鏡」であるといえるのです。

スキンケアアイテムは、たとえそれがどんなに秀逸な製品であろうとも、不足するものを補い肌の回復を助けるといった外側からのサポートに過ぎません。

◆化粧品を使った翌日にお肌が生まれ変わることはありません

あなたのお肌を一番よく知っているのはあなた自身です。
しかし、スキンケアアイテムがどのようにしてお肌にはたらきかけるかをよく知るのは化粧品メーカーです。

どのアイテムをどれだけの量使うかについて決めるには、最終的にはご自身のお肌の声に耳を澄ませる他ありません。

化粧水・乳液・クリームと3種類のアイテムでライン構成されるものであっても、あなたは「クリームは不要」と判断するかもしれません。一回当たりのクリームの規定使用量が多過ぎると感じるかもしれません。

ですが、メーカー提唱のお手入れ手順は、お肌の潤いを保つための三大保湿要素である皮脂・細胞間脂質・NMF(天然保湿因子)を過不足なく補うことができるよう綿密に計算され、そのように設計されています。

ですから、まずはメーカー側の提唱する使い方に沿ってお手入れしてみることをおすすめします。
そして、手順とおりのお手入れをしばらくの間続けてください。なぜなら、ターンオーバーの周期よりも短い期間ではお手入れの結果は出てこないからです。
いわゆる化粧品ジプシーではどれだけ投資しても成果を見出せず、納得のいくスキンケアにたどり着けない理由はそこにあります。

角質層は既に死んだ細胞であり、いくらケアをしたところで根本的には生まれ変わりません。内部で生成される新しく健全な細胞に入れ替えられて初めてお肌はよみがえります。 そして、ターンオーバーによる細胞の入れ替えには一定の時間がかかるのです。

周期の目安

年齢 10代 20代 30代 40代 50代 60代
ターンオーバーの周期 20日 28日 40日 55日 75日 100日

周期の目安

年齢 ターンオーバーの周期
10代 20日
20代 28日
30代 40日
40代 55日
50代 75日
60代 100日

一般的にターンオーバーの周期は年齢により異なってきますが、上の目安表を参考に周期が少なくとも一巡、できれば二巡するだけの期間はお手入れを継続しましょう。
続けてきたお手入れがあなたのお肌にとってふさわしいものであったか、使用量は適切であったかといったあなた自身の判断が重要となってくるのはその後です。

頭皮もお肌の一部です

肌内部で生まれた細胞が成長を終え、死んだ細胞として肌表面に押し出されてできあがっているのが角質層です。
それと同様に、頭髪も死んだ細胞の集合体です。頭皮内で生まれた細胞が成長を終えて毛穴から表に出てきたものが髪の毛なのです。

そう考えると、頭皮もお肌の一部であるといえます。そして、ヘアケアにおける要点はスキンケアの要点と共通するともいえるでしょう。

お肌のコンディションが整っていなければ美肌はあり得ないように、健康的な頭皮なくして美髪はあり得ません。

トラブルに悩まされないすこやかなお肌のために、「本気のスキンケア」を始めませんか?

毎日のスキンケアは、あなたの大切なお肌をすこやかに保つためのものです。
世の中には星の数ほどのスキンケアアイテムが販売され、「○○には△△が効く」といった情報もあふれていますが、あなたのお肌にとっての正解を見極められるのはあなた自身以外にありません。


◆自分のお肌にしっかりと向き合い、よく知りましょう。あなたのお肌は今どういった状態にあるのでしょうか?

乾燥が進んでいるでしょうか?
敏感に傾いているでしょうか?
皮脂の分泌が過剰でしょうか?

お肌が何を求めているか、
乾燥が進んでいるお肌、刺激に対し敏感なお肌にはしっかりと潤しながら炎症を抑えるような成分、
皮脂分泌が過剰でニキビの多いお肌には保湿作用に加え抗菌作用や皮膚再生促進作用も持つ成分などを感じ取りましょう。


◆毎日使うスキンケアアイテムは、その使い心地も大切な要素です。その化粧水はホッとする使い心地でしょうか?乳液を馴染ませた後のお肌の柔らかさが好きですか? これからも使い続けたいと思えるものを見つけましょう。

◆そのスキンケアアイテムにはあなたの大切なお肌に刺激を与えるような成分が含まれていないでしょうか?
お肌をすこやかにしたくて使っているアイテムがお肌に負担を与えているとしたら悲しいことです。
少し面倒に感じられるかもしれませんが、配合成分をきちんと確認することはあなたのお肌を守ることでもあるのです。

口に入れる食べ物には気を配り、信じて飲み始めた薬をすぐにやめてしまうようなことはない人でも、大切なお肌に毎日使うスキンケアアイテムについては新商品を見かけるたびに飛びついてしまうという話は珍しくありません。

あなた自身の目と手で確かめ「これだ!」と確信したのなら、そのスキンケアアイテムを信じて使おうと決めたあなた自身を信じて、腰を据えた本気のスキンケアを始めましょう。
そういえばいつのまにか肌トラブルが収まっている……と鏡の前で気づく日を思い描いて。

≪本記事のまとめ≫

□ ほとんどの肌トラブルは乾燥が原因です。乾燥が肌コンディションを不安定にします。

□ 加齢に伴う肌悩みにも乾燥が深く関わっています。エイジングケアの要点は徹底した保湿ケアです。

□ すこやかなお肌のためには保湿ケアの他に、体内バランスを整えるような生活習慣も重要です。

□ お手入れの成果はお肌の細胞の更新(ターンオーバー)が完了して初めてわかります。
メーカー推奨のお手入れ手順によるスキンケアを一定期間は続けましょう。

□ お肌に必要とされ、心地よく感じられ、成分がお肌への負担とならないようなスキンケアアイテムを 使い続けることで、肌コンディションが根本から整えられていきます。

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