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美肌のための基礎知識

理想の素肌をつくるため あなたに知ってほしいこと

理想の素肌をつくるため あなたに知ってほしいこと

あなたのスキンケアは、あなたの素肌を美しくしていますか?

美健漢方研究所は1994年のブランド立ち上げ以来、「ボタニカル基礎化粧品」「ジェンダーレスコスメ」として愛され、老若男女問わず多くのお客様と出会ってきました。

その中で感じることは、「皆さん肌の悩みを抱え、理想を抱きながらも、そこに近づくスキンケア方法をご存知でない」というもどかしさです。
様々なお化粧品を試し、お金をかけてきても、トラブルが一向に改善されず悩み続けている方がとても多いのです。

そこであなたに知っていただきたいこと。
それは、“肌についての正しい知識”と、それに伴った“正しいスキンケア方法”です。

「美しい素肌はどうやってつくられるのか」をその仕組みから理解することで、必要なケアも見えてくるのです。
毎日のスキンケアで着実に美肌を育んでいくため、スキンケアコンサルタントの神谷 けいこがご案内いたします。

肌の美しさを決めるもの

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、果物のしなびていく過程から「老化とは乾燥への推移である」という名言を残しています。美健漢方研究所がつよく共感を覚えた言葉です。

肌の美しさを決めるもの

実が詰まったみずみずしい果実と、時間が経ちしなびてくすんだ果実。
この2つには圧倒的な水分量の差があるように、実は人の肌も潤いなくしては健やかな状態を保つことができません

「ふっくらとハリのある若々しい肌」「なめらかでツヤのある澄んだ肌」「刺激に負けにくく肌荒れのない健やかな肌」。
どんな美しい素肌にも共通することは、“潤い”です。

肌について正しく知るとは、肌の潤いについて詳しく理解することそのものなのです。
ここからは、肌の潤いについて詳しくみていきましょう。

潤う素肌の三大要素

素肌には、水分・油分・栄養の3つの潤いが必要です。

水分・・・肌の潤いの大半を占め、ふっくら感や透明感の源となる。

油分・・・肌に柔らかさを与え、潤いを保護する。肌の水分と油分は7:3の割合が理想。

栄養・・・水分を繋ぎ止めたり、肌そのものを作る材料になる。

潤う素肌の三大要素

3つをバランスよく満たすことで、健やかな素肌が維持されます。
ではこの三大要素は、肌の中でどのように存在しているのでしょうか?さらに深堀っていきましょう。

健やかな素肌の要「三大保湿因子」

三大要素である水分・油分・栄養は、三大保湿因子によって保たれています。

三大保湿因子

1.NMF(Natural Moisturizing Factoer:天然保湿因子)
角質層*の細胞の中にあるさまざまな保湿成分の集合体で、アミノ酸やPCA、尿素などの栄養素があります。NMFが十分にあることで細胞内に水分が保たれ、ふっくらと柔らかな肌がつくられます。
*角質層・・・肌の一番表面の層で、“肌の健康は角質層の質次第”と言われるほど大切な部分。

2.細胞間脂質
角質層の細胞と細胞の間を埋める様々な潤い物質で、特に重要なのがセラミドです。セラミドは水分と油分の両方をつなぎとめ、角質細胞の間を潤いで満たします。
この隙間ない構造が「肌のバリア機能」となり、肌内部の水分蒸発を抑え、外部刺激から身を守る壁として働きます。

3.皮脂膜
皮脂膜は天然の保湿クリームとも呼ばれ、皮脂と汗が混じり合うことでできます。
肌表面を覆い潤いを保護し、また肌表面を弱酸性に保つことで悪玉菌が増えることを防いでいます。

つまり・・・
三大保湿因子がしっかりと働くことで、水分、油分、栄養素といった潤いが保持されるのです。
素肌が潤いに満ちることでハリやツヤ、なめらかさが増し、ちょっとやそっとの刺激では揺らがない強さを得ることができます。

POINT   三大要素=潤いの種類、三大保湿因子=潤いを維持する力、とイメージしてくださいね。

▶スキンケアの役割
三大要素を満たし、三大保湿因子が十分に発揮するようサポートをすることこそ、スキンケアの役目です。化粧水は水分を補給し、乳液は水分・油分・栄養のすべてを含み潤いを強化させ、クリームは潤いを守る保護膜として働きます。様々な機能を含んだオールインワン化粧品もありますが、三大要素をきちんと満たすには、それぞれを十分に使用することが大切です。

素肌を育む「ターンオーバー」

潤いの他に知っていただきたいことがもうひとつあります。それは、"あなたの肌が作り上げられるペース"について知ることです。

肌細胞は毎日少しずつ生まれ変わっていて、この営みをターンオーバーといいます。
一番下の基底層で細胞が生まれ、有棘層、顆粒層を経て、肌の一番表面である角質層まで育ち、最後は剥がれ落ちていきます。
NMFやセラミドなどの保湿因子の素も、ターンオーバーの過程で作られます。

つまり、潤う力を持った素肌はターンオーバーがなければ新たに育まれることはありません。逆に乾燥しダメージを負った素肌も、ターンオーバーがあるからこそ生まれ変わることができるのです。

ターンオーバーの周期

新しい細胞が生まれやがて垢となって剥がれ落ちていくまでに要する期間は約1ヶ月と言われていますが、実際は年齢によって異なります。下の表を参考に、ご自身の肌はどれくらいのペースで生まれ変わっているのかをイメージしてみてくださいね。

ターンオーバー周期の目安

年齢 10代 20代 30代 40代 50代 60代
ターンオーバーの周期 20日 28日 40日 55日 75日 100日

ターンオーバー周期の目安

年齢 ターンオーバーの周期
10代 20日
20代 28日
30代 40日
40代 55日
50代 75日
60代 100日

▶ターンオーバーで考えるスキンケア
正しいスキンケアのもとターンオーバーが行われれば、十分な潤いや美容成分を力にし、やがて健やかな素肌に生まれ変わっていきます。
化粧品を替えた時もすぐに効果を期待してしまいますが、肌は少しずつ育まれていくものです。
ターンオーバーを繰り返すほどに肌が仕上がっていくと考え、2周するくらいの期間は様子を見守りましょう。

正しいスキンケアとは

スキンケアの最大の役目は、肌の潤いを補いターンオーバーの力になることで、健やかな肌作りをサポートすることにあります。決して妨げになるような存在になってはいけません。そのためにも、次の点を意識してください。

■偏らない
化粧水だけを使う、クリームは省く等をすると潤いのバランスが崩れてしまいます。各アイテムには役割があるので、満遍なく使いましょう。

■使用量を守る
どんなに良いお化粧品も少量では肌の力になりません。 使用量を守り、コンディションが悪いときは多めに使うことで肌の自活力をサポートします。

潤いの三大要素や三大保湿因子、ターンオーバー。理想の素肌美はこの力なくして叶うことはありません。
肌トラブルに悩む私たち大人は、その力が低下しているということ。
この力を補い、潤いに満たされ、また潤いを長く溜め込める肌を作るため、美健漢方研究所では処方にこだわり抜いた化粧品をご用意しています。

美しい素肌に向かう道を見失わないよう、あなたのスキンケアを全力でサポートいたします。 一緒に理想の素肌をつくっていきましょう。

神谷けいこ

臨床分子栄養学認定カウンセラー
化粧品検定1級 特級コスメコンシェルジュ
化粧品成分検定1級 化粧品成分上級スペシャリスト
コスメ薬事法管理者
リンパケアセラピスト

これまでエステティシャンや美容機器メーカーインストラクター、化粧品メーカーでカウンセラーや商品企画などを経験。長い美容業界経験の中で様々な製品を知り、多くのお客様に接する。
美健漢方研究所の代表木下と出会い、スキンケアへの理念や情熱に共感を覚える。

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☎ 0120−122−457

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