1 混合肌の原因

混合肌の原因

混合肌の原因は何?実はみんな混合肌!?

もともとTゾーンとUゾーンの部位ごとに皮脂腺の数に違いがあり、皮脂腺の多いTゾーンでは必然的に皮脂の分泌量が多くなります。そういう意味では、たいていの人が混合肌も言えるかもしれません。

皮脂分泌量が少し違う程度なら、それほどTゾーンとUゾーンの違いを感じないはずなのですが、皮脂量の違いを感じどちらかのゾーンがより乾燥しているかより皮脂が多めに分泌していると感じやすくなります。

皮脂が多いと感じるのは肌が乾燥が原因の一つ。乾燥した肌をうるおそうと皮脂が余分に出ているためです。

部分的な乾燥は洗顔のしすぎや化粧品の間違った使い方などによっておこります。また、ニキビがあるからと1日に何度も洗顔すると肌をバリアしている皮脂や保湿成分まで洗い流してしまうので、肌が乾燥状態になります。

皮膚は乾燥すると、うるおそうと余計に皮脂を分泌しやすくなり、皮脂の分泌がさかんになってしいます。洗顔のしすぎで、肌のバリア機能を流してしまうと、肌の水分保持力が低下します。

本当はしっかりと保湿をしてあげなければいけないのですが、皮脂が多い分、油分を避けようとして、引き締め効果のある化粧水だけでスキンケアを終わらせてしまいがちです。

保湿が不十分だと全体に乾燥が進むだけでなく、部位によっては皮脂が大量に出たり、カサカサしたりと混合肌が悪化する場合もあります。

また、食事内容も大きく関わってきます。脂肪分の摂取量が増えたり、ストレスの増加、夜型生活による睡眠不足やホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れなどによって混合肌となり、大人ニキビが増えているといわれています。

混合肌の原因にもなる加齢とホルモン

皮脂分泌は、男性ホルモンによって促され、女性ホルモンによって抑制されています。
ホルモンバランスが取れていると肌トラブルも起きる心配は少ないのですが、加齢によってホルモンバランスが崩れると、混合肌の乾燥部分と脂っぽい部分との差が大きくなったりします。
生理前に脂性肌に傾くのもホルモンバランスの影響によるものです。

混合肌とは

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